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長久手市の学童保育所は、公設民営、つまり市が施設を用意(設置)して、運営を民間で行う形となっています。
この「民間」とはすなわち「学童保育所に通っている児童の父母」を指します。
長久手市にある4つの学童(長久手、長久手長南、長久手北、市が洞)は全て、学童保育所に所属する児童の父母により運営されています。
その運営を担当している父母と、設置した市の担当課との間では、年に2回、学童保育所の運営などに関わるさまざまな事案について検討を行う意見交換会が行われています。

例年は7月と12月に行われますが、本年度は市の担当課および4つの学童保育所の担当係のスケジュールの都合上、2月の開催となりました。
今回の意見交換会では、現在の長久手市が抱える大きな問題、「長久手市の人口増加における、放課後に保育が必要な児童の増加とその受け入れ体制」が主な議論となりました。

長久手市では現在も人口が増えています。平成31年度までに、長久手市全体の児童数は現在の1.5倍まで増えるという予測があります。特に長久手市の西部、名古屋市営地下鉄藤が丘駅を最寄り駅とする私達の学校区である「北小学校区」においては、現在も学校区内に大規模な新築の分譲マンションが建設中ということもあり、児童数増加は必至の状況です。

ここで長久手市における放課後の児童の保育体制について簡単にご説明します。
長久手市では、私達父母が運営する公設民営の「学童保育所」の他に、市が運営する公設公営の「児童クラブ」があります。この2つの施設の違いは「保育時間」「保育の内容」「保育料」の3つの要素で大きく差別化されます。
これらの要素から、利用者にとって必要な保育を考え、預け先の施設を選ぶことになります。

現在の計画では、平成30年度までに北小学校の増築工事が完了し、それに伴って平成31年度から現在の下山児童館で行われている「児童クラブ」が北小学校内で実施、および新たに併設で「放課後子ども教室」という取り組みが行われる事になっています。
…ちょっと長くなってしまったので続きはまた後日…

(hh記)